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大倉道昌氏の略歴等は |
大倉 道昌 (昭和19年卒) フランス在住40年記念展 記念寄稿 | ||
(パリにて)大倉道昌 一年の予定でパリに来て、気がついたら四十年。このところほとんど毎年個展のため帰国しています。 岡山に着いて最初に行くのが旭川。 相生橋まで歩き、川沿いに岡山城趾へ行き、かつて毎日上り降りした石段のところに足を運ぶ。 一年生の時は石段の下、二年生からは上に教室があった。石段を上りながら、ここに音楽教室、あの辺りに物理教室、などと想い出しながら旧校内を一周。 橋を渡って後楽園に入る。 昔は渡し舟だった。パリでスケッチするため私が一番多く足を運ぶのはセーヌ河畔とリュクサンブール公園。 セーヌ河畔を歩いていて、ふと思い浮かぶのが旭川。リュクサンブール公園に入ると後楽園と重なってくる。 岡山とパリは私の中で繋がっているらしい。 中学三年で油絵にとりつかれ、六十余年描き続けていますが、まだまだ頑張るつもりです。 |