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菅滋正氏からの寄稿文は |
菅 滋正 (昭和39年卒) オイゲン・イルゼ・ザイボルト賞(ドイツ)受賞 | ||||||||||||||
同氏の専門は、超伝導体や磁性体あるいは半導体などを光を用いて研究する分野で、専門用語では高エネルギー光物性とか放射光物理学と呼ばれている分野である。 当日はドイツの新聞社のほか朝日新聞からの取材があり、授賞については、すでに毎日、読売、朝日、山陽,科学、日本工業新聞等で報道されている。
◆ 菅 滋正(すが しげまさ)氏 略歴 ◆ 母校朝日高校では3年生の秋までESSクラブ活動を行い、英語劇の開催などに取り組んだ。 昭和39年朝日高校卒業後は東大理一に進学、ロシア語翻訳をバイトにするなど語学力は堪能。 その後工学部の物理工学科に進学し28歳で工学博士の学位取得後、直ちにドイツマックスプランク固体研究所研究員となり半導体研究に従事。30歳で東京大学助教授として帰国。 物性研究所で放射光の分野を推進し、大学教授や助教授を多数輩出。放射光学会設立やSPring-8建設推進でも中心的な役割を担った。放射光科学の分野では世界的リーダーの一人。 現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授。 |