● ようこそ!岡山朝日高校同窓会のページへ! ●
メディアに登場したホットな同窓生をご紹介(敬称略)
山崎 信義 (昭和32年卒) 河田一臼遺作展準備委員会代表

「河田一臼(一丘)遺作展」開催を計画


 一臼先生は、昭和25年から46年までの21年間、本校の書道担当教諭として極めて熱心に、書を通じての書道=人間教育をされました。
 併せて、書家(芸術家)として、素晴らしい作品を創作してこられました。
 昭和27年における日展特選をはじめ、書道芸術院展、奎星会展、日本美術展、毎日展等全国規模の展覧会において数々の賞を獲得されました。
また、米国・シアトル展、中華民国(台北博物館)における日華書道展への出品、さらに寄贈作品は、中国:周恩来首相、米国:ライシャワー駐日大使、韓国:朴正熈大統領、中華民国:蒋介石総統等々世界各国におよび、その活動の広さも驚嘆に値します。
昭和27年 日展特選 六曲屏風作品 「北門行」

 また、戦後における自由と人間性に根ざした芸術運動(前衛書運動)の草分けである上田桑鳩に師事、桑鳩門弟の中でも中核的な存在として活動を展開され、中央書壇での審査員や岡山県における前衛運動のリーダーとして活躍されました。

その後、人間尊重、人間平等の観点から審査制に疑問を持たれ、書道団体の役職、審査員から訣別し、昭和45年ジャンルを超えた芸術の広場として、「玉龍会」を結成。人間を基盤にした自由な創作活動を展開してこられました。

「無」 昭和45年頃 「満船明月載得帰」 半月四曲屏風 「好言屏風」 平成1年

 平成12年11月30日、満89歳で亡くなられました。今一度、一臼先生の偉業を偲び、広く皆様にも知って頂きたいという思いから、朝日高校書道部卒業生を中心に「河田一臼遺作展」の開催を計画しています。

  【 開 催 予 定 】
  時期:平成19年12月
  場所:岡山県天神山文化プラザ



[お願い]
○一臼先生の作品(全紙大:普通の掛け軸の2倍幅)をお持ちの方、知り合いでお持ちの方。年内に情報をお知らせください。
○一臼先生の作品(色紙、半切等)が欲しい方もご連絡ください。
・資金カンパにご協力をお願いします。
・事業費として約500万円を予定しています。(主として、展示作品の作品集制作費)
・ご協力を頂いた方には、作品集を謹呈します。

「河田一臼遺作展準備委員会事務局」
〒700−0953 岡山市西市811−1 シンキホーム鞄
TEL&FAX (086)241−1390


岡山朝日高校同窓会公式Webサイト