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西の丸西手櫓(にしのまるにしてやぐら)
電車通りから眺められるようになった西の丸西手櫓(国指定重要文化財)
 以前は通り沿いに7階建てビル(高さ約21メートル)があり、櫓の姿は見えなかったが、市内の不動産業者がビルを買い取って撤去したことから、通りから眺められるようになった。
 旧内山下小学校の敷地一帯が西の丸で、西手櫓は西の丸の西端にある隅櫓。建築年代は1603年頃とされる。昭和20年の岡山空襲の被害を免れ、月見櫓とともにかつての岡山城の様子を伝える貴重な建物だ。
 櫓は高さ約7メートルの石垣の上に立っており、国登録有形文化財・岡山禁酒会館(1923年建築)と並んで見える。
 ビルの跡地(約420平方メートル)は平面駐車場として活用され、当面櫓の見える景観は維持されるが、市内のNPO法人が市民から寄付を募り、ビル跡地を買い取る運動を計画している。
旧内山下小学校側から―後ろにシンフォニーホール NHK岡山放送局が移転したので、東にはお城が見える
 −昭和30年代に内山下小学校に通っていた同窓生の話−
「先生に叱られ、お仕置きにこの櫓に入れられたことがある。蛇が出てくると思って怖くて仕方がなかった。しかし何故蛇が出てくると思ったのか。今になって思うと先生が蛇が出るぞ〜と言って怖がらせたのかもしれない。忘れられない思い出だが、これが国の重要文化財だったとは・・・」
岡山城主要部の曲輪構成 が西手櫓の場所

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