レッドデータブックとは、絶滅の危機に瀕している野生動植物の名前を掲載し、その危機の現状を訴え、個体や生息地などの保護・保全活動に結びつけようという目的で出版される報告書です。国際自然保護連盟(IUCN;International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)が1966年に、世界の絶滅のおそれのある野生生物をレッドリストとして初めて公表したのが始まりです。この第1版の表紙が赤い色をしていたことから、絶滅危惧種の掲載図書やリストは、それ以降、レッドデータブックやレッドリストと呼ばれるようになりました。(http://jpnrdb.com/history.html より)