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「Leibnizhaus(ライプニッツハウス)」という、
夫が勤務する大学の施設に住んでいます。
ライプニッツ(哲学者・数学者)の書庫があっ
たところです。
13, 14 世紀に建設され、戦争により1943 年
にほぼ完全に破壊されましたが、1983 年に
復元されました。毎日多くの観光客が訪れます。
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「Hannover Hauptbahnhof(ハノーファー中央駅)」
ベルリン・ハンブルグへは電車で約1時間半です。
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ドイツに来た時には既に出産予定日まで約2ヶ月。ドイツでは出産までに、まずは婦人科病院を探して検診を受け、産科病院で出産の予約をし、電話で交渉して助産師を予約しなければなりません。
婦人科では日本とほぼ同じ内容・回数で定期健診を受けます。ゆったりとした個室で医者に握手で迎えられ、長時間の場合は飲み物が出され‥といった感じでリッチな気分になりました。
出産する産科病院へは出産前に予約に行きます。病院施設の見学ツアーもありました。
出産した病院では、水中出産、無痛分娩などの選択肢があり、興味がありましたが、私の場合残念ながら(?)あっという間に生まれてしまい、特に何の処置もなく分娩台の上で産みました。
ドイツでは、産後の入院期間は自分で決めることができます。産後すぐ、まだ分娩室にいる時に、何日病院にいたいのか質問されました。私の周りでは3,4日という人が多かったのですが、中には1日という人もいるそうです。また、体力が許せば、出産した日から歩いて売店に行ったりシャワーを浴びたりします。
日本のように「出産後は安静第一」という考え方はありません。むしろ、動くことで産後の快復が良くなるという考え方のようです。
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助産師による家庭訪問。
長女が体重をチェックしてもらっているようすです。
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退院後は、助産師さんが自宅まで来て、母子のケアをしてくれます。
私の場合、出産後から6週間、計10回来てもらいました。
助産師さんが、赤ちゃんの体重を測ったり、へその緒の状態のチェックをしたり、お風呂に一緒に入れてくれたりました。質問にも丁寧に答えてくれます。出産前に何か問題があれば自宅まで来てくれますし、生後6ヶ月頃には離乳食の指導にも来てもらえます。
助産師さんの存在は心強く、日本にもこういった制度があれば良いのに、と思いました。
ちなみに、ドイツでは赤ちゃんの入浴は週に1回で良いといわれています。更に石鹸やクリームなどは1歳になるまで使わない方が良く、あせもなど赤ちゃんの肌のトラブルがあれば母乳を塗るように言われました。
入浴以外にも日本と違う点がいくつかありましたが、気候や風習などによるのでしょうか。新鮮な「異文化体験」です。
産後3ヶ月たった現在では、子どもと一緒に産後体操クラスに参加しています。
これらの検診、出産、助産師訪問、産後体操クラスの費用は全て保険会社が支払うので無料です。更に子どもの定期健診や予防接種、病気の医療費も全て無料です。金銭的なメリットはもちろん、会計がないため診察後すぐに帰宅できる点も良い点です。
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「Rathaus(市庁舎)」長男が通う幼稚園がこの建物の中
にあります。幼稚園では年齢関係なく子ども達が1つの
部屋で一緒に過ごしています。
おもちゃの用意や片付け、掃除など子どもが自分達で
行っています。
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「Maschsee(マッシュ湖)」奥に見えるのは
2006年FIFAワールドカップの試合会場にもなった
サッカースタジアム(AWDアレーナ)です。
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ドイツでは、子どもを連れていると度々声をかけられ、かわいがってもらえます。市場に行くと子どもにハムやバナナをくれたり、子どもが大好きな重機をじっと見ていると乗せてもらえたり。ベビーカーを押していると、当たり前のようにドアを開けてくれたり荷物を持ってくれたりしてくれます。眼光鋭い一見コワモテの若者すら自然に手を貸してくれます。また、清潔で十分な広さの公園がたくさんあり、遊ぶ場所には困りません。駅やお店にはエレベーターが設置され、道路も段差が少なく、ベビーカーでの外出も快適です。ソフト面、ハード面ともに、日本よりも良い子育て環境だと感じています。
来年3月には帰国し、4月には職場に戻る予定です。ドイツでの様々な体験をこれからの生活や仕事に生かしていきたいと思っています。
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