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アメリカでの家族の写真 |
昭和50年卒のハービソン純子です(旧姓大枝)。今年4月アメリカ ヴァージニア州に引っ越してきました。2年前に結婚(再婚です)した夫の仕事の都合で2003年に日本を離れ、韓国ソウルに1年住んだあとここに移ってきました。ソウルにいた1年間はなんというか、同じアジアであってもここまで文化が違うかと驚きの悲鳴で過ごしました。そして日本人であることにとても誇りを抱くきっかけになりました。どういうことか想像してください。
ヴァージニアは今急ピッチで秋が深まり、季節が冬の準備をしている感じです。毎日裏庭に出没するリスたちも寒い季節に備えてせわしなく食料を集めているようです。
日本での生活にある意味終止符を打ってアメリカで新しい自分を築こうと思います。日本にいたときと全く違う自分にチャレンジすべく、ここFredericksburgにある大学に通い、ビジネスを専攻しています。というのも日本での自分がアメリカではほとんど何者でもないとわかったからです。猛勉強して、アメリカの大学を卒業し、アメリカ社会で通用する自分になること。これがこれから数年の私の目標です。
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庭のリス |
日本と違って年齢による採用の際の差別は違法ですから、ダメな時は年のせいじゃなくて自分のせいですね。何しろ実力つけないと。一緒にいる子供は日本で言う中学2年と高校2年生。ふたりとも地元のパブリックスクールに通っています。1年半前までは日本の学校しか知らなかった二人が、今は英語だけで学校生活を送って、しかもストレートAをとってくるのですから私も頑張らなくては。大きい息子ふたりは日本で社会人、大学生とそれぞれ頑張っています。自分のことを語るのはこれくらいにして…
アメリカに来てまず驚いたこと、日本車が多いこと多いこと!そういう我が家もMazdaが2台。夫は赤いトラックでD.C.まで通勤しています。ここワシントンD.C.エリアはいまや大変な交通渋滞地域です。コミューターの多くは時間をずらして通勤しますが、夫もその一人で、朝5時20分に家を出て、6時半から仕事を始め、3時前に終えて帰宅します。早朝5時半からハイウェイはもうD.C.へ次々と向かう車で混み始めます。これが次に驚いたことです。
私は「日本人はとても働き者である」と確信していますが、アメリカの人たちもまた本当に働き者です。日本の標準的な勤務時間は9時から5時だと思いますが、こちらは8時から5時が基本で、つまり一般的労働時間は日本より多かったのですね。仕事の時間はしっかり働いて、勤務を終えたらまっすぐ家に帰り、家の周りの雑務をする(芝刈りとか)… 驚いたことの中でネガティブなものは… やはり肥満の人があまりにも多いこと、そしてその程度が、日本人の想像をはるかに超えていることです。まさに絶句です…
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大学の建物 |
Fredericksburgの家並み |
ヴァージニアの秋 |
車の運転はやっぱりとても楽です。道路が広い!!東京の狭い道で乗り回していた私ですので、こんなに広い道路ばかりを走るのは簡単なのです。アメリカの人が東京へ行って運転するときはきっと大変ですね。Speed Limitも普通45マイルですから時速72キロなのです。スーパーに行くのも時速72キロですからとばしぐせがついているかもしれません。
でもほとんどのドライバーはマナーが良いので、いやな思いをすることはほとんどありません。親切に譲ってくれる人が多いので、その度に実はソウルでのおぞましい運転習慣を思い出すのです。3車線の道路に車が5台並ぶ。ウィンカーは出さないのが当たり前。信号が青に変わる前から走り出す。割り込みはするけど、入ろうとする車は入れない。路地へ曲がろうとする車はブロックして通さない。運転者のほとんどが前進するのみ。路地ですれ違うときもバックはしない。前進のみ。(私はいつもぶつぶつ言いながらバックをする側でした。)バイクは当たり前に歩道を走る。歩行者なんて気にしない… (結局書いてしまいました)というわけでここアメリカでの運転は本当にラクチンなのです。
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スクールバス |
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私の大好きな暖炉 |
4月にアメリカに来てまだ半年ですから、まだよくわかってないことが多いのです。少しずつ行動範囲を広げてまた次の機会にはもっとおもしろいことを発見してご報告します。
ハービソン純子(junkoharbison@yahoo.co.jp)