東山先生は、1928年岡山県笠岡市で生まれ、本校の前身である第一岡山中学を昭和20年に卒業されました。その後、第六高等学校、中央大学に進学、(株)和光に20年間勤務後、1977年より大東文化大学に着任、現在同大学の名誉教授をなさっておられます。同大学の書道学科創設に尽力されました。
1946年かな書家・桑田笹舟氏に師事、1951年毎日書道展毎日賞受賞、1952年日展初入選。1972年、74年には日展特選受賞。現在は日展評議員、読売書法会理事、謙慎書道会常務理事などに就いておられ、書壇を代表する作家としてご活躍中です。
また、皇太子殿下への書道御進講という重責を20年間にわたり担っておられます。
『かな古典の学び方・針切』(二玄社)、『読売書法講座かな(大字)』(読売新聞社)、『美しい「かな」を書きたいあなたへ』(講談社)など多数
の著書があります。
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