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校長からのご挨拶
岡山県立岡山朝日高等学校 校長 平田善久
 同窓会の皆様には、いつも大変お世話になっております。

 数多くの人材を輩出してまいりました全国屈指の伝統をもつ本校におきまして、来年度は、本校創立150周年であると同時に、「岡山朝日高校」となってから75年ともなる、誠に大きな節目の年を迎えます。この記念すべき年を前に、同窓資料館の展示室設備改修を目的に、令和3年10月から5年3月までの期間で、「ふるさと岡山“学び舎”環境整備事業」の位置づけで、ご寄付をお願いしておりましたところ、多くの同窓生の皆様から目標を上回る数多くの応援を頂戴いたしました。ご芳志により、ただ今、当初目的が達成されるよう、実際の整備計画を進めているところでございます。心より御礼申し上げます。

 また、同窓会の皆様ともご相談しながら、上記事業のほか、来年度に向けた様々な記念行事、記念事業を企画しているところでございます。

 生徒たちも、その歴史に一層を重ねるべく、文武両道の精神を具現化するための努力を続けております。その結果は、進学実績はもちろん、直近の生物オリンピックでの金メダル獲得、ハリー・メッセル国際科学学校奨学生への選出等の成果として、また、部活動では、陸上競技部が女子100m×4リレーなどで10名、弓道部男子が団体優勝を果たして6名のインターハイ出場をはじめ、ESS部が直近のディベート県選手権で優勝、文学部の俳句甲子園6年連続出場、総合文化祭への文学部、放送部(朗読部門・アナウンス部門)、囲碁将棋部(囲碁部門)、管弦楽部の出場決定などに表れ、岡山朝日の名を轟かせております。

 また今夏、野球部は1、2回戦で劇的な逆転勝利により3回戦進出を果たしております。28年ぶりのベスト8は叶いませんでしたが、応援生徒、保護者、野球部OB、同窓生、旧・現教職員が続々と集まり、大応援団が選手たちを大いに盛り立てて、「チーム朝日」を強く感じる時間となりました。
様々な生徒の活躍につきまして、昨年度リニューアルいたしました本校HPを是非ご覧ください。

 今年は、ポストコロナの時代を迎え、世界で活躍する科学技術人材の育成を図るため、イギリス・ケンブリッジでの研修を復活させるべく検討も進めておりますが、こうした勉学と部活動、朝日祭や富士登山など伝統の学校行事等をとおして、本校の教育方針である自主自律、自重互敬の精神を獲得していく過程で、生徒一人ひとりが能力・個性を最大限伸長させ、新しい時代の国際社会や地域社会の未来を開拓するリーダーとなっていくことが、これまで脈々と続いてきた本校の伝統をさらに発展させることになると考えております。

 そのため、今後も、同窓生の皆様のご協力を得て、生徒の経験を深め、「高い志」を醸成して、大きな記念となる来年度に向かっていきたいと考えております。引き続き、本校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和5年7月 
岡山朝日高校同窓会公式Webサイト