● 成人式前夜祭　●	平成２１年１月１０日（土）　成人式前夜祭・平成１９年卒同期会

「成人式前夜祭」は、同窓会がきっかけづくりとアドバイス等の後方支援を行い、企画運営は当該学年が主体的に行うものです。 今年は、平成１９年卒の方々を対象に開催されました。 　第一部：校内イベント（参加者２２０名以上） 　　　 「思い出のスライドショー」　　朝日高校大講堂　　午後２時〜３時半 　　　 「ロングホームルーム」 　　　 各教室 　　　　　　　午後３時半〜４時 　第二部：「成人式前夜祭 懇親会」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　三光荘 　　　　 　　 午後４時半〜７時 　成人式前夜祭の直前には有志でライブを挙行したり、校内イベントでは、「制服に着替えてタイムスリップしよう」という企画もありました。 懇親会には先生１４名を含む２４９名もの参加がありました。卒業生が３１７名ですから、素晴らしい出席率です。 　懇親会冒頭、昭和２５年卒同期会（昭和１９年入学にちなみ「一久会」）の方々から提案があった「一久会」名称継承について、多数の賛成があり、平成の「一久会」が誕生。また同窓会の理事も選出されました。

受　　付
思い出のスライドショー
ロングホームルーム
成人式前夜祭 懇親会
懇親会終了後もその場を立ち去り難く、いつまでも話に花が咲いていた。

僕たちのクロスロード 　僕たちが岡山朝日高校という母校を卒業してから2年という時間が経った。日本全国いろいろな土地で十人が十色の生活を送っている、そんな僕たち平成19年度卒業生。夢を目指しながら、毎日を楽しみながらそれぞれの道を着実に歩んでいる。 　高校を卒業して以来、僕たちの道は何本にも枝分かれをした。だけど、その無数の道はいつもある一つの場所で交わっている。その一点で僕たちはつながっている。　そう、その交差点、僕たちのクロスロードこそ他ならぬ朝日高校なんだ！ここに来れば語り合える。ここに来れば高校で過ごした日々の思い出がよみがえってくる・・・ 　1月10日、僕たちはこのクロスロードに集った。成人という人生の大きな節目の日を翌日に控えて。当日、朝日高校の大講堂ではたくさんの懐かしい顔を見ることができた。昔っから全然変わんない顔もいれば、少し大人びた顔も。 　まず高校3年間をスライドや映像で振り返った。これも年月が経ったせいだろうか。高校時代の自分たちを見るとついつい頭を掻いてしまいたくなるような、そんなちょっぴり恥ずかしいような、照れくさい気持ちになってしまう。何よりあの頃の僕たちは若い！まだ高校生だったんだから。成人式を前に自分が知らず知らずのうちに老けていることにふいに気がつく。 　そして3年生の時に使った教室に集って卒業式の日以来のホームルームをした。久々に耳に響く担任の先生の言葉の端々に思わず感動を覚えてしまうのは、やはり時の成せる業であろう。ふと廊下に目をやる。高校生の頃の自分が教室をのぞいているような気がしたからだ。 　続いて前夜祭後半、立食パーティーでなごんだ。同級生同士とは言え、ちょっとした社交の場。お互い話しているうちに、一緒に机を並べていた時には分からなかった一面を垣間見ることが出来た。そう、これは一種の新しい出会い。クロスロードに集う旅人たちはそれぞれの遍歴を語り合う。相手が成長したことを知ると同時に、自分もまた知らず知らずのうちに成長していることに気づく。 　10日という日はあっという間に過ぎた。よみがえった思い出と新たな発見を胸に、僕たちはもう一度それぞれの道に戻った。 　きっといつか僕たちはこのクロスロードに再び集うことだろう。その日がやって来るまで僕たちは歩き続ける、それぞれの道を。さぁ、行こう！ 　班　太郎