今回の第二回サニー会は 卒業後50周年の節目と会員の古稀を祝うと言ふことで 今年二月に急逝された名幹事であった吉岡昌夫君により昨年暮頃に計画され 会場予約と会員宛案内状入封筒の準備まで済まされていたものです。 この会がまさか自分の死を追悼する意味合いも込めた同期会になろうとは夢にも思ってはいなかったでしょうから 人の命の儚さを つくづく感じます。
会は 十二時半に始まりましたが 劈頭に その吉岡君も含めて八名の今は亡きサニー会員と鬼籍に入られた恩師の名前を 後継幹事が 読み上げ その方々の御霊に一分間の黙祷を捧げてから 乾杯を行い集まった一同の健康を祝して 懇親会に移りました。
吉岡君の名句 “会えばまた青春時代 遠花火”の通り たちまちに五十年前にタイムスリップで 話がおおいにはずみ時の経つのをわすれたのですが トヨタでプリウス開発に携わった同期生の井上悳太君が 後継幹事の要請を快諾して遥遥三島市から準備して来られた“地球環境問題とハイブリッドカー”の記念講演が始まるや また 異なった心地よい知的雰囲気に包まれたのでした。
勿論 最後は 朝日高校々歌斉唱で締めて 記念写真撮影し 午後二時半頃に再会を期して閉会となったのですが 殆どの人は 別れがたくて ホテル最上階の ラウンジに場所を移して 午後五時ごろまで 歓談を続けました。
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