● 特別授業 ●

特 別 授 業(漢文)
杜甫「贈衛八処士」 田口重俊先生 
(昭和50年〜62年在職)

午後1時半から第一社会科教室で、田口重俊先生の授業が行われました。
この特別授業では友人との再会を喜ぶ杜甫の詩にのせて、田口先生のあの名調子が蘇りました。
特 別 授 業
 田口先生の現役時代と変わらぬ熱のこもった授業は、杜甫の詩の解説を聞き,返り点に注意しながら皆で音読し,高校時代にタイムスリップしたかのような楽しい時間でした。
授業後の質疑応答も活発で「田口先生の近況は?」という質問から詩の解釈についての質問や漢文教育のありかたまでと多岐にわたりさすが朝日の卒業生というものばかりでした。参加者も田口先生の教え子の世代から,知的好奇心から漢文の授業そのものを聞きたいということで一中の卒業生をはじめ様々な世代の参加となりました。   (昭和58年卒 泉 裕子)
  
 先生を恩師と慕う人びとはもちろん、そうでない人びとも多く集い、90名を超す生徒を前に、現役時代を彷彿とさせるわかりやすくユーモアのある説明をしてくださった田口先生。授業後も質問が活発に飛びかい、ある人は昔を懐かしみ、ある人は新たに漢詩への興味を懐き……、と、集うものすべてに暖かい感動を与えてくださいました。
今夕また何の夕べぞ…此の灯燭の光を共にするとは
         再会の喜び、人生における邂逅の不思議……  田口先生万歳!!!   (昭和58年卒 大西 由美)   
 
 
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